タイ国の研究者の話

2010-11-18

タイ国の研究者の話を思い出す。力二を持ち去られる相手国の漁業を十分理解できているだろうか。国家間の協力はお互いに相手の状況をよく理解し、尊重することが基本原則。そうしだ面からすると、ズワイガニの移殖事業は互いに目先の問題にこだわり、この原則を取り違えているようにしか思えない。日本のズワイガニ保護に向けての漁業界の努力はカナダ、アメリカに比べてまだまだ微々たるもので、計画されている移殖放流事業は余りにも怠慢で、不合理ではないかと、他の国からの批判を心配している。ズワイガニなどが休漁に入っているひと夏に、九百数十隻の外国船が日本沿岸海域の規制区域で操業し、沿岸のズワイガニ資源などが脅かされている現実もある。まだまだ、国家間の水産技術交流を図るほどに、基本原則は成り立っていないし、「本音」で永遠に日本海を平和と友好の海にしようという旗手国日本の声も、共存に関わる哲理がなくて、まだ弱いように思う。