隙間時間を利用して勉強し、英語学習の目標を絞ったうえで、優先順位をつけて取り組むことの効率の良さが、少しは理解していただけたでしょうか。じつは私自身にも、必死に英語を勉強した時期が数年間ありました。まだ小さい子供を抱えながらMBA留学の勉強をしていたときと、実際に留学してからの、およそ4年間がそれにあたります。私の場合、目標は明確で、まずはMBA留学の試験に受かること、そして留学してからはちゃんと卒業することでした。時間はいつも限られていたので、やるべきことの優先順位をつけては、空いている時間を見つけてひたすら勉強していました。意外に思われるかもしれませんが、私のMBA留学は、将来の人生設計を考えたうえでの計画的なものではありませんでした。きっかけは、金融関係の会社に勤めていた夫が、ニューヨーク勤務になるかもしれないということだったのです。回一ユーヨークに暮らすのなら、大学院にでも行こうかな」という私の言葉に、夫が「せっかく行くのならMBAコースがいい」とアドバイスしたのがそもそもの始まりでした。当時MBAはまだマイナーな資格で、日本では今のように広くは知られていませんでしたが、夫はファンドマネジャーの仕事をしていた関係で、事情に通じていたのです。金融で世界トップレベルを誇るアメリカの教授のセミナーも受講したことがあり、アメリカのMBAコースのすごさを知っていました。夫に言われて私も次第にその気になり、MBAを目指して勉強を始めてみたのですが、それからは本当に大変でした。