むしろ、食卓を囲んであげようとしても、受験生が帰ってこないからできないと言う親もいます。それは食卓に楽しさがないからです。せっかく食卓を囲んだのですから、何とかこの機会にできるだけの話をしてあげようと親が意気込み過ぎてしまうのです。しかも、一番親が触れたい話題、つまり勉強のことは本人にとっては一番触れて欲しくないものです。そうなると親は注意になってしまい、受験生は食卓を囲むことは注意されることだと頭にインプットしてしまいます。これではせっかく努力して食卓を囲んでもかえってマイナスでしかありません。「受験生が帰ってこない」というとこれまでに書いたケースだけを想像するかもしれませんが、ひきこもっている受験生も親から心が離れてしまっているという意味では、帰ってきていない状態です。ひきこもりの受験生というのは家族に対して不満を持っていることが多いのです。なぜ自分の気持ちが分かってくれないのだ!という不満です。
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