伊根町筒川の名産である筒川そば。同地区の農家では、古くから来客を自家製の手打ちそばでもてなしました。農民・漁師が多い京丹後市丹後町間人では、昔からさざえめしが食べ慣わされてきました。サザエを湯がき、そのゆで汁で米を炊き、小さく切ったサザエの身と千切りにんじんを煮て調味、干しワカメを加えて、ご飯に混ぜます。京丹後市弥栄町の野間そばは、標高約六百メートルの高冷地で栽培されています。美しい水と焼畑農業が育んだ風味豊かで腰の強いそばは、同町の体験交流施設・スイス村でも人気のメニューです。ぐら(ノロゲング)はトロツとヌメリのある深海の珍味。カニ漁が始まると底引き網漁で一緒に水揚げされます。地元では、すまし汁の具として使ったり、酒と醤油で炊きあげたりしますに寒い日にぐら汁を食べると、一気に体が温まります。出土品の中には、舟をこぐ人物をヘラで描いた埴輪片があり、舟がこの地域で重要なものであったことを物語る資料として注目されています。同じく東岸には、直径五十四メートルと規模の大きい円墳、産土山古墳(竹野)(国指定史跡)があります。葺石をもち、円筒や家形、盾形の埴輪も見つかっていますJ在地の凝灰岩で作った「王者の棺」と呼ばれる長持形石棺が見つかり、その中には、埴製枕、ヒスイーメノウ製の勾玉、銅鏡、鉄剣などの武器類などの豪華な副葬品が納められていました。横穴式石室を内部主体とする十五基の円墳からなる高山古墳群(徳光)は、昭和六十二年度の調査で、多数の副葬品が発見されました。最も規模の大きい石室を持つ十二号墳(府指定史跡)からは、豪華な武器類・馬具・勾玉などの装身具が多数出土しています。でも、「金銅装双龍環頭大刀柄頭」が二点も出土したことは、全国でも数例しかありません。権力の象徴でもある環頭大刀を二本所有していたことは、当時この地にかなり勢力を持った豪族がいたことを物語っています。
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夕日ヶ浦温泉旅館坂本屋瑠璃亭|丹後の旅館