耳鼻咽喉科の専門医と異なり、美容形成外科などではレーザー手術そのものが目的で、それ以外の選択肢はないわけです。術中、術後のトラブルを未然に防ぐためにも、やはり耳鼻咽喉科の専門領域に精通した医師のもとで手術を受けることをおすすめします。なお、外来手術は入院しなくてすむという点で、日帰り手術と同義語のように用いられていますが、厳密には若干異なります。外来手術は局所麻酔やごく短い吸入麻酔下で行われるものがほとんどですが、日帰り手術の場合は全身麻酔下で行うものもあります。したがって局所麻酔下で行える炭酸ガスレーザーによる鼻内レーザー手術(鼻腔粘膜焼灼術)や半導体レーザーによる軟口蓋形成術は、正しくは外来手術であり、日帰りで可能な手術ということになります。これら手術は、術中および術後のトラブルがあまりないと思われるため、当院でも導入に踏み切ったわけです。一方、全身麻酔下の手術も勤務医時代には数多く手がけてきましたから、技術的には可能であっても、麻酔の副作用など、万が一のトラブルにも対処できるよう麻酔専門医のいる施設が望ましく、当院では一切行っていません。
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