親しいお付き合いのあった人が亡くなった場合は、必ずお通夜に伺います。家族とともに、親しかった方たちで、最後を一緒に送ってあげるのが、人間としての道だと思うのです。それにお葬式よりも、お通夜のほうが、アットホームな雰囲気が感じられます。ご家族とも、親しく側でお話ができるし、用意されている食事を勧められれば、故人の供養にもなると思いますから、必ず箸をつけてから帰るのです。亡くなった方も、まだ火葬されないで、そこに眠っていらっしゃるのですから。こちらとしては、一緒に最後の晩餐を楽しみましょうという気持ちです。お通夜の場合は、仕事帰りの足で、直接、会場に寄るようなこともあるでしょう。喪服の用意がなくても、全然、かまわないと思うのです。喪服でないことを気にする人もいるようですが、特別派手なものでなければ、当日の服装にこだわるよりも、まずは故人のもとに駆けつけて差し上げるという、その気持ちのほうが大事です。