ゆとり教育の影響

2011-02-21

ゆとり教育の影響で、円周率を「3.14」ではなく「3」とする試みがありました。これでは面倒なことを回避するのを奨励しているようなものです。小さいときからラクばかりするから、後でこども自身が苦しむことになるんです。中学受験では「腹をくくったこども」だけが勝ち残ります。ですから、先の約数・倍数の問題でいうと、まずは「約数の問題か、倍数の問題かを見極めてから書き出して調べろ」と教えて欲しいのです。これが、たくさんある問題を「原理・原則で串刺しにする」ことです。大学受験の数学だって、「この解法ならあれもこれも解ける」と思えたときに、アドレナリンがあふれ出しますよね。中学受験の算数でも同じ思いをさせてあげたいのです。整数問題以外にも、線分図や平面図形や空間図形などをうまく操れるようになるためには「図を書く練習」が必要です。中学受験では「ビジュアル」に訴えることがとても効果的です。「式や図を書け」と何回言っても書かない、書こうとしない場合、それはやる気がない」より「解く手段がない」ことのほうを疑ってみるべきです。多くの場合、小4の内容まで遡る必要があることに気付くでしょう。こうした下準備がないために、後々苦労するこどもが多くなるのです。

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